柴にはおっさんが似合う
うちのクロいやつ、朝晩の散歩をかかさない。
早朝5時半と夜9時過ぎの散歩が、数少ない彼の生き甲斐だ。
晴れの日には、気分も爽やかに空を見上げて。
曇りの日には、涼しい顔してまっすぐ前を向き。
雨の日には、うつむき加減で雨粒を凌いで。
暑い夏には、大きく口を開けてよだれもダラダラ。
寒い冬には、白い息を追いかける。
早朝5時半、今の季節はまだまだ暗い。
闇夜に黒柴、ときどき、見失う。(ウソ)
休日は、外が明るくなってから散歩に連れ出す。
ご近所には、柴犬が結構多く生息していることがわかる。
その中にイイなと思うおじさんがいる。
赤柴連れのちょっと小太りの60歳くらい。
ごく普通の赤柴。
なんの変哲もないごく普通の引き綱。
作業着作業ズボンに長靴。
少々ガニマタで、ただただ散歩する。
何十年も柴犬と散歩しているような自然さ。
出会うと、いつも軽く会釈するのみ。
会話したことはない。
このおじさんはその柴犬との散歩を、柴犬との生活を愛している。
それが、なぜか伝わってくる。
ああ、そんなおっさんに私もなりたい。
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Posted by shiba-ken
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