80年代~90年代のリーバイスの米国工場番号コードとは?-3-「575」「653」が判明‼

03/25/2021

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80年代~90年代のリーバイスの米国工場番号コードとは?-1-

80年代~90年代のリーバイスの米国工場番号コードとは?-2-「511」と「544」が判明 からの続きです。


「511」が「エルパソ」工場であることを前回の記事で紹介しましたが、「524」の方の「エルパソ」工場の根拠はどこにあるのでしょう?
「私のリーバイス」というサイトの「
フロントボタン裏刻印の意味を示す資料を発見!!」という記事に詳しく記述されています。
曰く、”Levi’s Promise”という品質保証を示すカードに工場名と工場番号が記されているのを発見したとの記事です。
80年代前半の頃の501にはもれなくこのカードが付いてきたのかどうか分からないことも多いのですが、とりあえず同様のカードの画像を探してみました。


おおっ、ありましたよ、ありました、2枚。
575」は「バルドスタ」(ジョージア州)、「653」は「ボールドウィン」(ミシシッピ州)
です。パチパチパチ、拍手。
ところで、653」は「ボールドウィン」工場ですが、「5」でなはく「6」から始まる番号です。
これは何を意味するのでしょう?
実は、米国のとある掲示板で興味深い記述を見つけました。
“643 usually signifies a non-Levi’s factory in the US – one such factory is Taylor Togs in North Carolina"
(643は米国内のリーバイス社ではない他社工場を意味するー例えばノースカロライナ州のTaylor Togs社の工場

そこで、Taylor Togs社のことを調べてみると、確かに同社の工場でリーバイスのジーンズを製造していました。
https://www.manufacturing.net/operations/news/13062560/nc-jeans-maker-has-a-leg-up-on-the-competition
https://greensboro.com/taylor-togs-says-it-may-lay-off-up-to/article_f118f017-3063-5c5f-83dc-b8344dcf59ed.html
Taylor Togs社では3つの郡にある3工場でリーバイスのジーンズを製造していたらしく、「643」は暫定的にTaylor Togs社のマイカビル工場の「マイカビル」(ノースカロライナ州)としておきます。
ちなみに上記の掲示板の「643」の記事の先には、こんな記述もあります。
Taylor Togsは、2008年春までLVCを製造しました。その後、LVCはCaicat Garment Processing社にその生産を移した。これらのジーンズには233Mの刻印がされた。”
さて、ということは「653」もリーバイスではない会社の工場なんでしょうか。
「Memphis Business Journal」の1998年11月のとある記事内にヒントがありました。

After 40 years together, Levi Strauss and Co. is parting ways with Lucky Star Industries, eliminating some 325 jobs here as a result.
Last month, Levi Strauss officials made the decision to transfer its domestic production to overseas facilities, says Tamara Churchman, manager of public affairs for Levi Strauss in San Francisco.
“We have notified Lucky Star that we essentially are going to discontinue doing business with them," says Churchman. “It was a difficult decision to make because they have been with us since 1958”

”リーバイス社は、1958年以来ジーンズ生産を委託してきたLucky Star社に、取引を中止することを通知した。”との記事です。
なるほど、「653」という番号は、ミシシッピ州のボールドウィンのLucky Star社の工場なんですね。
made in U.S.A.で「6」から始まる番号は、他社工場を意味するということです。
実は、「653」の刻印の501は変だなぁと常々思っていたんです。
例えば、
写真でみるリーバイス501レギュラー⑶-1984年米国製載せている501。
紙パッチの位置が随分と中央寄りでしょう。ネットで目にする「653」501も同様のものが多いのです。
「653」刻印を持つ501の特徴の一つと言ってもいいでしょう。
他社工場への委託生産だったから、自社工場と同様の品質管理ができなかったのかもしれません。
追記 例えば脇割のロック糸が金色の501は、赤耳直後の脇割初期の1、2年間のみ生産などと実しやかに語られることがありますが、653工場では平気で86年とか87年の501でも存在しています。
追記の追記 653工場は、やはり旧16工場と判明しました。刻印16の501-66モデルの時代をまたいだ仕様もこれで合点がいきます。刻印16の501は、それでもレアモデルとして有難がれるのでしょうか?⇒80年代~90年代のリーバイス社(Levi Strauss & Co.)の工場番号一覧

つづく ⇒ 80年代~90年代のリーバイスの米国工場番号コードとは?-4-「512」が判明

☟ 「575」「643」「653」を追加しました。

※1999年当時に存在していたLevi’s社の北米内22工場のリスト

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Posted by shiba