写真でみるリーバイス501レギュラー(10)2002年フィリピン製(CONE XX17-1st JEAN CONSEPT)

Jeans(ジーンズ),Levi's 501 リーバイス501

さて、今回の「501」もなかなかにクセのあるブツです。
皆さん全く興味がないであろうと推測されるフィリピン製の「501」。
2002年頃から、リーバイスジャパンで販売するJPライン「501」は、ほぼフィリピン製にとって代わりました。
2003年末をもって完結する米国内のリーバイス自社工場の閉鎖のためです。
米国製「501」がフィリピン製「501」となった時の「501」ファンの失望感はどれほどのものだったでしょう。
品質うんぬんの問題ではありません。
ジーンズといえば、リーバイス。リーバイスといえばアメリカ合衆国。
リーバイスとは、日本人憧れのアメリカ合衆国の象徴のうちの一つです(でした。)。
1970年代以前にお生まれの貴方ならお分かりになるでしょう。
さて、そんな既にガッカリ感のあるフィリピン製「501」の全体像を見てみましょう。

フィリンピン製501フィリンピン製501

どう思われます?
なかなかになかなかじゃないですか?
シルエットは、それまでの米国最終モデルのそれを踏襲しています。
2003年から展開の「03501」はやや太めなストレートになりましたが、こちらの「00501」は細身のままです。
「00501」、「03501」のどちらもリーバイスジャパン企画の「501」で、日本ではこれ以降、本国の米国リーバイスが企画する「501®」とは全く異なる「501®」が販売されることになってしまいます。

フィリンピン製501

フィリンピン製501

気づきましたか?
デニムの生地感が米国最終モデルとは全く異なっています。
貴方が愛してやまない縦落ちが見られるのです。
フィリンピン製501

この「501-01」に使われているデニムは、コーンミルズ社製デニムXX17だそうです。

XX17デニムは、コーンミルズの資料室で発見された、1917年当時の糸の作り方・織り方を最新の技術で忠実に再現したスペシャルデニムです。(*当時のものは、力織機で狭幅赤耳付きでしたが、XX17デニムでは、これを最新の革新織機で広幅の耳なしで対応しています。)XX17デニムを構成する経糸には、4つの異なる太さの糸をMIXして当時のムラ感を再現し、緯糸に関してもコーンミルズの持つ特殊なムラ糸、アムスラーリングスパンを使用しています。XX17デニム自体の重さも今日にある14ozではなく、9ozからスタートしたリーバイスの歴史とリンクするように、未洗いの段階で11.75oz、洗い後13ozのやや軽めのデニムになっています。軽くて非常に穿きやすく、穿きこむごとに味のでるXX17デニムはコーンミルズとリーバイスの歴史と伝統が1つに凝縮された、スペシャルデニムです。

フィリンピン製501

紙パッチも米国最終モデルと同じもののようです。
もちろん、「made in U.S.A.」の文字は抜かれています。
「501」表記の最後のパッチでしょうか。その後「501®」に変更されます。

フィリンピン製501フィリンピン製501フィリンピン製501
赤タブのロゴが若干小さくなったような気がしないでもないです。
その後はさらに小さくなります。
フィリンピン製501フィリンピン製501

アウトシーム、インシーム、裾部分も米国最終モデルと同じ。
オリジナルレングスと思われます。

フィリンピン製501フィリンピン製501
工場番号は「359」のフィリピンなんですが、この刻印デザイン‼
すぐに普通のデザインの横並び「359」に変更になったようです。

フィリンピン製501フィリンピン製501

内タグも米国最終モデルと同じ。(この後、表面の日本語の注意書きが長いものに変更されます。)
型番:501-01(00501-01)
工場番号:359(フィリピン内の工場)
製造時期:0402=2002年4月

このフィリピン製「00501-01」の初期モデルも、タマ数は少ないと思われますので、魅力を感じた方は探してみてはいかがでしょうか?
もちろん、貴方のご想像どおり、お値段はとてもリーズナブルな「501」ですよ。


追記(2024.06.18)某YouTube動画により、コーンミルズ社製デニムXX17を使用したフィリピン製「00501-01」が、”ある筋”には人気のようです。特別なコーンミルズ社製デニムを使った「501」は、下記追記の追記の4本のようですので、老婆心ながら、お気をつけ遊ばせ。(それ以外のことは知りません、ワタクシ、「縦落ち信者」ではないので。なお、最低限の知識は自分で調べて身につけませふ。)


※追記の追記:フィリピン製「501」について

下記4つのロット番号を持つ「501」が、特別なコーンミルズ社製デニムを使っていたようです。(インディゴ色ではない「501」では、「501-1999」(BlackSeed)などがあるようですが、興味のある方はご自分で調べてチョ。こんなことをご丁寧に書き綴っても、大半の人は「縦落ち」万歳・「赤耳」万歳の「縦落ち・赤耳原理主義者」であって、コーンデニムだろうが、どこの国で作られようが、どのブランドだろうが、関係ないんだろうけどね….

00501-01」(501-01)コーンミルズ社製デニム「XX17」を使用。
XX17」=「XX17デニムは、コーンミルズの資料室で発見された、1917年当時の糸の作り方・織り方を最新の技術で忠実に再現したスペシャルデニムです。(*当時のものは、力織機で狭幅赤耳付きでしたが、XX17デニムでは、これを最新の革新織機で広幅の耳なしで対応しています。)XX17デニムを構成する経糸には、4つの異なる太さの糸をMIXして当時のムラ感を再現し、緯糸に関してもコーンミルズの持つ特殊なムラ糸、アムスラーリングスパンを使用しています。XX17デニム自体の重さも今日にある14ozではなく、9ozからスタートしたリーバイスの歴史とリンクするように、未洗いの段階で11.75oz、洗い後13ozのやや軽めのデニムになっています。軽くて非常に穿きやすく、穿きこむごとに味のでるXX17デニムはコーンミルズとリーバイスの歴史と伝統が1つに凝縮された、スペシャルデニムです。」
参考☞ http://jeanspavilion.web.fc2.com/00501.htm

03501-01」コーンミルズ社製デニム「XF17」を使用。
XF17」=「本物のヴィンテージジーンズは現代のストーンウォッシュのような加工技術を用いることなくリジッドの段階からはきこまれることにより、やがてフラットな表面 の味わい深いユーズド感を生み出しました。XF17デニムは本物のヴィンテージジーンズのみが持ちうる独特なフラットなユーズド感に着目し再現する為にコーンミルズが新開発した「フラットアウト」(生地段階での特殊加工)を施したスペシャルデニムです。XF17では「フラットアウト」の効果を最大限に引き出す為に生地の織段階にも徹底的にこだわりました。経糸に4つの異なる太さのリング糸をMIX、緯糸に自然なムラ糸を高密度に打ち込みました。軽くて非常にやわらかくはきやすい#XF17デニムは、コーンミルズとリーバイス®の伝統と革新が1つに凝縮された、スペシャルデニムです。」
参考☞ http://jeanspavilion.web.fc2.com/03501.htm

03501-0101コーンミルズ社製デニム「XXX7」を使用。
XXX7」=「XXX7デニムは、SF本社のアーカイブに保存されている1933年製501XXの特濃色ピュアインディゴをイメージして作り上げたスペシャルデニムです。最大の特徴は、ほとんど洗わずに長年穿きこまれ、風化・酸化した色目を再現しました。XX17と同様にXXX7デニムを構成する経糸には、4つの異なる太さの糸をMIXして当時のムラ感を再現し、偉糸に関してもコーンミルズのもつ特殊なムラ糸、アムスラーリングスパンを使用しています。XXX7デニム自体の重さも、今日にある14ozではなく、9ozからスタートしたリーバイスの歴史とリンクするように、未洗いの段階で11.75oz、洗い後13ozのやや軽めのデニムになっています。軽くて非常に穿きやすく、穿きこむごとに味が出るXXX7デニムはリーバイスの歴史と伝統が1つに凝縮された、スペシャルデニムです。」
参考☞ https://denimarchieves.com/regular_denim_bottoms/levis_03501_0101.html

08501-0042」コーンミルズ社製デニム「XXX9」を使用。
XXX9」= XXX9デニムは、コーンミルズの資料を基に同社の伝統と技術を駆使し、1909年の「極濃色ピュアインディゴ」の色目と、1950年から1960年代初頭に見られた組成「未洗いで12.5oz、洗い後で14oz」を併せ持った新しいデニムです。XXX9を構成する糸には、当時のムラ感を表現する為に、経糸には 4つの異なる太さの糸をMIXし、緯糸には特殊なリングスパンを使用しています。本来のインディゴの色目と頑強で丈夫なジーンズを再現できるXXX9デニムは、穿き込むほどに味の出る、凝縮されたスペシャルデニムです
参考☞ https://denimarchieves.com/regular_denim_bottoms/levis_08501_0042.html


🔗80年代-90年代リーバイス501レギュラー逸品館(Levi’s501-made in U.S.A.- 80~90s COLLECTION)

🔗80年代~90年代のリーバイス社(Levi Strauss & Co.)の工場番号&所在地一覧


 

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Posted by shiba-ken