80年代~90年代のリーバイスの米国工場番号コードとは?-5-「532」が判明‼+アルファベット刻印の推察
80年代~90年代のリーバイスの米国工場番号コードとは?-1-
80年代~90年代のリーバイスの米国工場番号コードとは?-2-「511」と「544」が判明
80年代~90年代のリーバイスの米国工場番号コードとは?-3-「575」「653」が判明
80年代~90年代のリーバイスの米国工場番号コードとは?-4-「512」が判明‼
今日5月20日は、ジーンズ生誕の日。
リーバイスが「衣料品のポケットの補強に金属リベットを使用する方法」に関する特許を取得し、世界で初めてジーンズが誕生したとされるのが、1873年5月20日。
またまた”Levi’s Promise”という品質保証を示すカードの画像が見つかりました‼
工場所在地と工場番号が記載された例のアレです。
「532」=「ノックスビル(Knoxville)」(テネシー州)
☟「532」を追加しました。
※1997年当時に存在していたLevi’s社の北米内33工場のリスト
※80年代~90年代のリーバイス社(Levi Strauss & Co.)の工場番号一覧
この写真は、当ブログにコメントをいただきました「おの様」提供のものです。
貴重な資料をありがとうございました。他にこのカードをお持ちの方、ご連絡くださいませ。
さて、ノックスビル(Knoxville)は、アメリカ東部テネシー州に位置する都市で、「532」ノックスビル(Knoxville)工場は、1953年~1998年まで操業されていました。
1970年頃のとある資料によると、アメリカ東部地域のジーンズ部門を統括していたのがノックスビル(Knoxville)とのことです。ちなみに西部地域はテキサス州のアマリロ(Amarillo)だそうです。
同じく先ほどの資料によると、この「532」ノックスビル(Knoxville)工場では、501🄬も製造していたようです。
また、その当時(資料の作成が1970年とすれば、60年代)に501🄬が製造されていた工場は、エルパソ(El Paso)、ノックスビル(Knoxville)、サンノゼ(San Jose)、ウィチタフォールズ(Wichita Falls)があるとのこと。(その4工場のみというわけではないようです。)
1960年代の501🄬というと、ボタン裏の刻印にアルファベットが使われていた時期があるはずです。
501🄬に使われていたとされる刻印「E」「J」「K」「L」「S」「W」に地名をあてはめてみます。
「E」エルパソ(El Paso)
「J」サンノゼ(San Jose)※San Franciscoと区別するためと勝手に推理
「K」ノックスビル(Knoxville)
「L」ラボック(lubbock) Baldwyn LuckyStar社(16刻印→653刻印)?(2023.11.17加筆)「S」サンフランシスコ(San Francisco)=バレンシアST Sedelia J.A.Lamy社
「W」ウィチタフォールズ(Wichita Falls)
アルファベット刻印を含め、いわゆるヴィンテージ501🄬については知識が薄いので、まあ素人の推理の域を出ませんが、結構ハマってませんでしょうか?
☞2023.11.15現在の考察はこちらへ 1950年代~1970年代のリーバイス社の工場番号(ボタン裏刻印)&所在地(妄想感強め)
最後に80~90年代の3桁番号時代の工場の地名を番号順に並べておきましょう。他に情報をお持ちの方、ぜひ連絡ください。
つづく☞80年代~90年代のリーバイスの米国工場番号コードとは?-6-刻印「16」は「653」Baldwyn(Lucky Star社)だった!