写真でみるリーバイス501レギュラー(15)1980年代中頃製?製造年月未解読の内タグを持つ1501-0117

2021-06-16

【80(ハチマル)モデル】


※このサイトでは、1980年頃から2003年米国自社工場閉鎖までの米国製Levi’s501を、下記の3つのモデルに大きく分類しています。
「80」(ハチマル)80年頃~87年頃 紙パッチのCare~文字が黒スタンプ(このサイトでは「赤耳」もこの区分です。)
「87」(ハチナナ)88年頃~93年頃 紙パッチの501の文字が赤字且つロゴタグ(87赤文字と記述することが多い。)
「93」(キューサン)94年頃~03年 紙パッチの501の文字が黒太字且つ刺繍タグ(93米国最終と記述することが多い。)
80年代-90年代リーバイス501レギュラー逸品館(Levi’s501-made in U.S.A.- 80~90s COLLECTION)


そろそろネタ切れ気味?の写真で見る501シリーズですが、
今回の501は、製造年月がさっぱりわからない内タグを持つ80年代の501レギュラーです。
全体のシルエットを見ますと、まあ普通の80年代中頃の501という感想しかありません。

 

アウトシームは白糸でロックされた脇割縫い、インシームはダブルステッチ。
バックポケット位置は少し高めでしょうか?
トップボタン脇の平行ステッチは紺糸、赤タブは刺繍。

トップボタンは鉄製で、裏には520刻印。520=テキサス州のエルパソ工場
(80年代~90年代のリーバイス社(Levi Strauss & Co.)の工場番号&所在地一覧
リベット表は鉄製銅メッキ、裏はアルミ製に刻印・縁どりあり。

 

紙パッチには、「Care Instructions …」の文字が黒スタンプで押されています。
ロット番号は「1501-0117」・W32/L38
レングスが長いものは「501」の前に数字がプラスされます。
38インチは「1501」、40インチは「2501」です。
では、「3501」はというと、ウエストがビッグサイズのものらしいです。
下4ケタの「0117」の「01」は生デニムで「17」インディゴ色ですね。
問題の内タグです。この何かの裏紙を使ったようなヘンテコリンな内タグ。

80151 4 33973 15010117 520
152 16 06 W32 L38

何度見ても、他の501のものを見ても、製造年月がわかりません。
「Machine wash hot.…」の記載がある面の左上にはロット番号「15010117」、続いて工場番号「520」まではわかります。
その下のW32・L38もわかります。
なんとなく下側の数字が怪しいと思うのですが、ネット上にある同様のタグの数字を書き出してみても、共通性が見出せません。

152 16 06
851 59 02

953 41 03
352 28 07
652 26 28
151 3 38
442 52 22

始めの3ケタの下2ケタは51~53と42ということで、共通性がありそうなないような何だかわかりそうでわからない数列。
次の2ケタ+2ケタが製造年月かと思いきや、まず「月」表示の1~12っぽい数字が見当たらない…。
バックポケットのバータックがオレンジ糸でインシームがダブルステッチなので、1984年頃~1986年頃のものなのかと推測していますが、何だか魚の骨が喉に刺さったままのようなモヤモヤ感…。

1980年代中頃リーバイス501の「未解読の不明タグ」解明への挑戦と挫折


Levi’s501-made in U.S.A.- 80~90s COLLECTION

(Visited 5,685 times, 5 visits today)
コメントや投げ銭はこちらから☟ OFUSEで応援を送るにほんブログ村 ファッションブログ デニム・ジーンズへ  

Posted by shiba-ken