写真でみるリーバイス501レギュラー(21)1988年米国製赤文字501極初期モデル・ナイロンフット釦・インシームシングル仕様

2023-04-30

今回の表題はとても長たらしくなってしまいました。
さらにミンナ大好き「555工場製」(バレンシアst工場)の文字も入れようかとも思ったのですが、なんとか自制心を取り戻しました。
「501」がお好きなミナさんの三種の神器といえば、「赤耳」「縦落ち」「バレンシア」ですからね。
「赤耳」「縦落ち」までは一万歩譲って理解できないでもありませんが、「バレンシア」にいたっては意味不明・・・。
ということで、赤耳でもない縦落ちもしない、1988年製の赤文字501xxの極初期モデルのご登場でございます。


いいですね~。
この生地といい色具合、ポケットの位置。
ザ・80年代501といったところでしょうか。

細めの赤文字501に小文字のチョメチョメのリジッドモデル。
W30、L36の日本人には無理サイズ。
この個体は裾上げされているのではないかと思います。


見ての通りとても状態の良い個体です。
そして、そして、トップボタン裏は、猫も杓子もミンナ大好き「555
80年代~90年代のリーバイス社(Levi Strauss & Co.)の工場番号&所在地一覧


トップボタン、フライボタンの全てがナイロンフット仕様。
リベット裏はアルミで、外側に二重線縁取りタイプ。(これより前の仕様は二重線縁取りナシ)

内タグを確認してみましょう。
(この内タグで「100%cotton」の記載があるのは555工場だけ?)
LOT番号「501-0000」で501の生デニム仕様。
工場番号「555」サンフランシスコ・バレンシアストリート工場。
製造年月「048」1988年4月

そしてインシームはシングルステッチ仕様。
巷ではダブルステッチ仕様がブイブイ言わせている時代です。
手間のかかるシングルステッチ仕様で縫製されているというのは、バレンシアST工場の熟練のおばちゃんのプライドによるものでしょうか。
う~ん、これこそが似非マニヤに「バレンシア」「バレンシア」と言わしめる理由なんでしょうか。
やはりワタクシには理解不能ですなぁ。
おわり。

 

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Posted by shiba-ken