リーバイス501米国最終モデル時代の仕上げセンターの工場番号-Levi’s 501 U.S. final model era finishing center factory number

2023-06-18

このブログでは、度々?頻繁に?話題に上るリーバイス社(Levi Strauss & Co. )の工場番号(Factory Code)。
60年代以降の501ではトップボタン裏に刻印され、70年代半ばからは内タグにも印字されているアレです。
ひと昔前は、そのアレ、すなわち「アルファベットや数字は、工場を識別するコードと思われる。」と言われていました。
現在は、そのアレ、すなわち「アルファベットや数字は、工場を識別するコードです。」と断言できるようになりました。
そして、いくつかの工場番号とその場所が特定されました。インターネット社会万歳!
80年代~90年代のリーバイス社(Levi Strauss & Co.)の工場番号&所在地一覧
ワタクシ、なぜかそのアレの魅力というか、得体の知れない何かに惹きつけられてしまい、暇で怠惰な我が人生を注ぎ込みかねない勢いです。(大げさ)
でもね、その一方でヤ〇フオクだのメルカ〇リだのペイペイ〇フリマだの売買サイトで、
「リーバイス501 553サンベニート工場製」
「リーバイス501 テキサス州はマッカレン工場で作られました」
なんて記述を最近目にするようになって、非常に複雑な思いをこの華奢な胸の奥に抱くわけです。
それらの記述の下のコメント欄には、「赤耳ですか?」なんて質問です。
99%の人たちが気にするのは、501を裏返したそこに、彼らの言うセルビッジならぬセルビッという下着の様な白地に赤線の切れ端があるのかと、穿き続けると縦に色落ちするのかという2点だけです。
どれだけの人が工場所在地なんて気にするんでしょうか
いえ、多くの人は気にするんでした。
「555バレンシア」ですか?と。
(間違いなくスペインの工場だと思っていると推察します。)
ジーンズの魅力は「色落ち」のみにあるというような風潮が蔓延る現在では、Levi Strauss & Co.のジーンズ(デニムパンツではない)の魅力の一つである「
謎」は謎のまましておいた方が良いのかも知れないなんて、梅雨の晴れ間の薄暗い部屋のPCの前で考えるのです。
さて、それでもワタクシは下衆な人種なので、新たな事実を白日の下にさらして良い気分に浸りたい。

↑ここに掲げたのはミナサンご存じのとおり、90年代後半の米国最終モデルの内タグです。
赤線を付けた3桁の数字の羅列に注目です。
そうです、この番号こそが、今回新たに判明した「仕上げセンター」の工場番号です。
この時期、テキサス州のサンベニートの553M縫製工場(Manufacturing Plant)で縫製された501は、同じテキサス州の614Fサンアントニオ仕上げセンター(Finishing Center)へと送られていたわけです。
同様に、522Mエルパソ工場の501は、近くの680Fエルパソ・ペリカノ仕上げセンターへ。
544Mマッカレン工場のものは、601Fアマリロ。
501xxの生デニムの501が仕上げセンターへは行かないのは理解できますが、ワンウオッシュモデルやストーンウォッシュモデルでもこの仕上げセンターの番号の記載がないものも多く、詳細は今後明らかになる…かも?
511M、524M…という工場番号の後ろにつく「M」は、Manufacturing Plantの「M」を意味して、601F、611F…の「F」はFinishing Center(Finishing Plant)の「F」を意味します。
現在(2023年6月)、ワタクシが認識できている工場番号は以下のとおりです。

601FU.S.A. アメリカ合衆国Amarillo(TX)アマリロ(テキサス州) 
611FU.S.A. アメリカ合衆国Knoxville(TN) ノックスビル(テネシー州)
614FU.S.A. アメリカ合衆国San Antonio (TX)サンアントニオ(テキサス州)
680FU.S.A. アメリカ合衆国 El Paso Pellicano Finishing Plant (TX)エルパソ(テキサス州)

リーバイス社(Levi Strauss & Co.)の工場番号&所在地一覧(ボタン裏刻印一覧)

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Posted by shiba-ken