写真でみるリーバイス501XX(復刻・1947モデル)最後の米国自社554工場製
LVC等のいわゆる復刻モノのジーンズには、全くもって興味がありません。
毎度のことながらメンドくさいので一応書いておきますが、
好きでもないし、嫌いでもない、ただただ興味がないだけです。
そんなワタクシが購入した最初で最後になるであろう復刻の501XXを今回はご紹介しましょう。
どうでしょうか?
復刻モノに詳しい方はおわかりになるのでしょうか?
そういえば、すっかり忘れていましたが、その界隈では超有名な「hands-on 裏ブログ」にて当ブログが紹介されていました。
非常にありがたきことです。あれだけのデータベース的なサイトは他にございませんから、皆さまも是非入り浸ってお勉強してみてください。
話しは元に戻って、で、わかりましたか?
これは、1947年モデルの501XXというやつですね。
なんだか普通の復刻だね~。最近、巷でしつこくてうるさいバレンシア製の復刻501XXですか?
555バレンシアストリート工場は、もちろん由緒正しき工場であることに疑う余地はありません。
が、昨今の猫も杓子もアホもバカも口を揃えて、バレンシア、バレンシアという風潮にワタクシ辟易としておりますので、そんなモデルを購入するはずはありません。
購入時、たぶんワンウオッシュのみの新品状態だったところ、糊が落ち切っていなかったので、再度きっちりと洗濯しました。
ビンテージの貫禄はなく、いかにも復刻モノという感じですが、まあ仕方ないですよね。
505-1524 MADE IN USA – White Oakの時にも書きましたが、イエローステッチのお下品さが悪目立ちしています。
スレキには、何のプリントもございません。
1990年代後半の555工場製の日本企画の復刻・同米国企画の復刻(どこかのサイトで偽物扱いされていましたが…。)
LVCになってからのブルガリア製だとか日本製だとか、さすがに分けワカメ状態です。
モデル別のシルエットとかの違いなんてどうでもいいから(良くはないが)、
誰か、復刻モノの年代判別特集のサイトを作ってもらえないでしょうか?
じゃあーん!
工場番号オタクが狂気乱舞したのは、「555」ではなく「554」サンアントニオ工場だったからよ、あーた。
ワタクシもね、ネットでこの商品を見つけたときは目を剥きましたよ。
ただでさえ復刻モノには疎いのに、「554」で復刻なんてあったの?
「554」で驚く意味がピンときませんか?
「554」サンアントニオ工場(テキサス州)は、2003年の年末に閉鎖したリーバイス社の最後の米国自社工場ですよ!
したり顔で最後の工場は「555」バレンシア工場なんていうアホ輩がいますが、「554」サンアントニオ工場が最後です。
(正確には、554Mと614Fの2工場。)
ことの重大さが判ってきましたでしょうか?
バレンシアストリート工場の復刻ものが作られたのが1999年頃?
ということは、この554復刻が作られたのは?
つまり、そういうことですよね。
LOT番号:47501-0117
W31/L34
MADE IN USA
サイズの上の数字の列の末尾4桁「1003」
2003年10月製造!
2003年12月末にて米国内の自社工場は全て閉鎖されましたので、最後の米国自社工場製の501のうちの1本ですなぁ、涙。
追記)グローバルLVC発足前のLVCヨーロッパが企画した47‐501XXのようです。※LVCググローバルライン時代のEU企画の復刻47-501XXのようです。1999年に発足したLVCは、当初はグローバルライン=EU企画と日本企画の二種類で展開していたが、2010年にオランダで新設されたリーバイスXX事業部により一本化されたらしい…。