さようならMac(Sayonara Macintosh)
今までありがとう。
Mac=Macintosh(Appleコンピュータのパソコン)から卒業することにしました。
思い起こせば26年前、1995年がMacとの交際のスタートでした。
ピザボックス型のPower Macintosh 6100/66。OSは「漢字トーク7.5」。
14インチのCRTモニタと合わせての約30万円は、それはそれは大きな大きな、とてつもなく大きな買い物でした。
当時の職場を辞めたその日の帰り道、八王子駅前のαランド(だったと思う。大塚商会のパソコンショップ。)で初心者を見下した店員から購入した夢の機械。
あれほどの高揚感に満ちた買い物は人生で唯一だったかもしれません。
Macintoshというパーソナルコンピュータで、あらゆることが可能になると思っていました。
実際は、ソフトウェアを購入する資金を捻出できずに、米国版の「Netscape」(米国版は無料だった)をインストールして、日が暮れるどころか夜が明けるほど遅いアナログ電話回線でインターネットの世界の入口をウロウロしているだけでしたが。
それでも、懲りずにMacを買い続けていきました。
2000年に仕事で独立するにあたっても、意地でもMacを使い続けました。
ーデスクトップ型ー
Power Macintosh 6100/60(自宅の屋根裏にあるはず)
Power Macintosh G3DT266
Power Macintosh G3 (Blue & White)(誰かに譲渡したのか、現在これだけがない)
PowerMac G4 MDD 1.25GHz Dual
iMac G4 700MHz 15inch(大福のやつ、重くて面倒なので記念写真に入っていない)
Mac mini 2006
Mac Mini Server Late 2012
ーラップトップ型ー
iBook(late2001)
MacBook 黒(13-inch Early 2006)
MacBookPro(17-inch late 2006)
MacBookAir(13-inch Early 2008)
MacBookAir(11-inch Early 2014)
さて、Macで一番重宝したソフトウェアは、クラリス社(旧ファイルメーカー社)の「FileMaker」というデータベースソフトです。
このソフトのためにMacを使い続けたきたといっても過言ではございません。
もちろん業務上でWindowsPCも導入はしておりましたが、FileMakerのためにMacも共存させていました。
2006年にAppleがIntel社のCPUを採用し、FileMakerProもハイブリッド版となったので、業務上のPCとMacの全てにインストールして穏やかな時代が続きました。
そんな時代もいよいよ終焉を迎えます。
MacOSX10.8 Mountain Lionでは、FileMakerPro10は動作しなくなってしまったのです。
それでも、MacOS X 10.5のままで使い続けてきましたが、さすがにFileMakerのためだけ使用するMacなんて、もはやそれほどの価値を見出せません。
かたや、最新のWindows10上でも、(正式にサポートされていませんが)、FileMakerPro10はまだまだ普通に動作してくれています。
FileMakerを使うためにMacを使い続けてきたのに、そのMacに裏切られてしまったという結果となりました。
最新のMacOSでFileMaker10を使えないということは、私にとっては、もはやMacを使う理由のほとんどが消滅してしまったということです。
そんなわけで、ドスパラのデスクトップPC「Lightning AT5」を購入と繋がるわけです。
さようなら、Mac。
だだ、MacBookAir(11-inch Early 2014)-Intel Core i7-4650U 1.70GHz-だけは、今も、これからもしばらく使い続けます。
もちろん、Boot CampによるWindowsマシンとして。