写真でみるリーバイス501レギュラー(103)- The Remains of the Day -1993年653工場製「501-0000」
今回は、1993年製の「赤文字501後期」(87-501後期)です。
特別なものは何もない、1990年代前半に普通に売られていた至極平凡なリーバイス「501」です。
この時代の「501」は、赤耳がない、縦落ちしない、アタリがつかない、”3ない”「501」でもあります。
この時代の「501」には、古き佳きアメリカは息づいていないのでしょうか?
1991年頃から、紙パッチの赤文字「501」は、より太いフォントへと変更になります。
ワタクシ的には、「赤文字501後期」または「87-501後期」などと呼んでいます。
この太めのフォントは、その後黒色に戻されて「93米国最終501」へと引き継がれます。
世間一般的には、”赤文字「501」”と”93米国最終「501」”とを、”90年代「501」”と一括りにしてしまう傾向が強いのですが、
紙パッチの「501」の文字同様、”赤色”と”黒色”の差ほどに違う全くの別物です。
Careタグの「1192C046」の記載から、デニム生地は、コーン・ミルズ社のホワイトオーク工場製。
同「653 0193 …. / 501-0000」の記載から、縫製は、1993年1月653ボールドウィン(San Angero-TX)工場。
「501-0000」、未洗いの糊付「501」だったと思われます。
リベット裏は、刻印なしの溝が刻まれた銅色の夕日。
片折れのミミのロック糸は、水平線に沈む夕日が波間を染めるビーナスベルト。
150年続く「501」の歴史の中で、1993年に縫製されたこの「501」は、どの局面を生きているのでしょう。
ワタクシの人生、そして黒柴犬の人生(犬生)は、すでに「The Remains of the Day」(日の名残り)の局面を迎えています。
1993年は、映画「The Remains of the Day」(邦題:日の名残り)公開された年。
原作小説のカズオ・イシグロの「The Remains of the Day」は、1989年刊行。
※ワタクシは、エマ・トンプソンが大好き!





























