写真でみるリーバイス501レギュラー(30)80赤耳1982年1月524エルパソ工場謹製
【80(ハチマル)赤耳モデル】(当サイトでは、赤耳も80扱いですので、あしからず)
※このサイトでは、1980年頃から2003年米国自社工場閉鎖までの米国製Levi’s501を、下記の3つのモデルに大きく分類しています。
「80」(ハチマル)80年頃~87年頃 紙パッチのCare~文字が黒スタンプ(このサイトでは「赤耳」もこの区分です。)
「87」(ハチナナ)88年頃~93年頃 紙パッチの501の文字が赤字且つロゴタグ(87赤文字と記述することが多い。)
「93」(キューサン)94年頃~03年 紙パッチの501の文字が黒太字且つ刺繍タグ(93米国最終と記述することが多い。)
80年代-90年代リーバイス501レギュラー逸品館(Levi’s501-made in U.S.A.- 80~90s COLLECTION)
今回のLevi’s501は、通称「赤耳」(Red Line)と呼ばれる80年代初頭の501であります。
お前、「レギュラー501」専門だったんぢゃないかと言われそうですが、ええ、なぜか持っているんです。
なぜ「レギュラー501」好きなのかと言うと、大きな声では言えませんが、ズバリ!「安い」から…。
ということで、安く買えるなら「赤耳」だろうが「66」だろうが買います。
もちろん、圧倒的に高価なんで買えることは滅多にありませんがネ。
で、今回ご紹介する501赤耳は、どういうわけか5,000円程度だったので買わない手はありませぬ。
お写真を見てみますると、やはり、捻じれが目立ちますな。
赤耳ブルー(そんな表現初めて聞いたゾ)に小さめのバックポケットが良い雰囲気です。
アウトシームの赤耳(セルビッジ)部分の赤い線は消えております。
インシームはシングルステッチで縫製。
このカットの写真が個人的に好き。
あぁ、やっぱりこのバックポケットの小ささが映えて萌えです。
「赤耳」501は見る分には良いよねぇ。
穿くとガッカリするんだけどね。(個人的見解ですので、あしからず。)
トップボタン横は橙色の平行ステッチに、リベット裏は刻印付のアルミの縁溝あり。
赤タブはペイント、バックポケットのバータックは黒糸。
いわゆる「赤耳」の初期モデルというやつですね。
(赤耳後期モデルはこちら⇒ 写真でみるリーバイス501「赤耳」(後期)1985年9月555バレンシアST.工場謹製)
「Care~」スタンプ付のパッチもまだまだ元気に張り付いています。
内タグ表面に10%縮むとの注意書き、裏面に「1 2 524 M」(82年1月524エルパソ工場製)。
ところで、紳士淑女のミナサンには周知のことですが、
「赤耳」「66後期」「66前期」「66ビッグE」「ビッグE」…などといわれるモデル名は、「正式には」501に存在しません。
ぜ~んぶタダのリーバイス501です。
もちろん、「赤文字501」も「米国最終501」なんて呼ばれるのもタダの501です。
でも、このタダの501にミンナ夢中になっているんだから、面白い。
Levi’s501-made in U.S.A.- 80~90s COLLECTION