写真でみるリーバイス501レギュラー(38)しましまの501‐0119/1985年ノックスビル工場製
【80(ハチマル)モデル】
※このサイトでは、1980年頃から2003年米国自社工場閉鎖までの米国製Levi’s501を、下記の3つのモデルに大きく分類しています。
「80」(ハチマル)80年頃~87年頃 紙パッチのCare~文字が黒スタンプ(このサイトでは「赤耳」もこの区分です。)
「87」(ハチナナ)88年頃~93年頃 紙パッチの501の文字が赤字且つロゴタグ(87赤文字と記述することが多い。)
「93」(キューサン)94年頃~03年 紙パッチの501の文字が黒太字且つ刺繍タグ(93米国最終と記述することが多い。)
「写真でみるリーバイス501レギュラー」シリーズは、下記のページに年代順に整理してあります。
80年代-90年代リーバイス501レギュラー逸品館(Levi’s501-made in U.S.A.- 80~90s COLLECTION)
前回、532ノックスビル工場で1996年につくられたシャレオツ501を紹介しました。
書いた後に、532ノックスビル工場製でもっとシャレオツダンディーな501があったことを思い出しました。
どれほどシャレオツダンディーなのかを見ていくことにしましょう
「Care~」文字が黒スタンプされた紙パッチに「501‐0119」
80年代初期に使用された内タグには、生地の収縮率の記載がありません。
内タグをひっくり返してみると、「501‐0119 7 85 532」LOT番号501‐0119 1985年7月 532Knoxville(ノックビル)工場製。
「501‐0119」?
おわかりいただけましたでしょうか。
ストライプ柄のデニム生地を使用した501です。
少し拡大した画像もあげておきましょう。
遠目には、普通のデニムっぽいですが、寄ってみるとストライプ織になっているのがわかります。
一見するとコーデュロイ生地にも見えなくもないですが、触った感触や裏地は、しっかりデニムです。
基本的には、普通の501と変わりありませんが、全てベージュというかグレーというか微妙な色の糸を使用。
トップボタン裏には、もちろん「532」の刻印。
このストライプ柄の「501‐0119」は、532工場かつ1983~1985年頃にしか作られていないようです。
米国東部におけるジーンズ部門の本部であるノックスビルでは、東部向けに独自の501を作っていたと推測されます。
しましまの501、なかなかですよ。
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