写真でみるリーバイス501レギュラー(37)シャレオツ501/93米国最終501‐1996年532ノックスビル工場製(デッドストック)
【93(キューサン)米国最終モデル】
※このサイトでは、1980年頃から2003年米国自社工場閉鎖までの米国製Levi’s501を、下記の3つのモデルに大きく分類しています。
「80」(ハチマル)80年頃~87年頃 紙パッチのCare~文字が黒スタンプ(このサイトでは「赤耳」もこの区分です。)
「87」(ハチナナ)88年頃~93年頃 紙パッチの501の文字が赤字且つロゴタグ(87赤文字と記述することが多い。)
「93」(キューサン)94年頃~03年 紙パッチの501の文字が黒太字且つ刺繍タグ(93米国最終と記述することが多い。)
「写真でみるリーバイス501レギュラー」シリーズは、下記のページに年代順に整理してあります。
80年代-90年代リーバイス501レギュラー逸品館(Levi’s501-made in U.S.A.- 80~90s COLLECTION)
93米国最終501は実質2001年まで(2002年から基本、USラインはメキシコ製、JPラインはフィリピン製)なので、上記のページに未掲載の501は、95年と96年製の501です。ということで、1996年8月532Knoxville(ノックビル)工場製の501の紹介です。
93‐501なので、特筆べきことはない見慣れた紙パッチに内タグ。
紙パッチの501に続く「xx」の記載がなく、LOT番号「501‐0115」なのでプリシュランクの501。
内タグの表面は英語オンリーのUSライン。
レングスが36インチなので、裾上げ必須。(ワタクシは、ロールアップは好まないので。)
「532‐0896」(532工場・96年8月製)の上に座る数字「611」は仕上げ工場の工場番号。
この仕上げ工場「611」は、縫製工場「532」と同じKnoxville(ノックビル)工場。
リーバイス501米国最終モデル時代の仕上げセンターの工場番号
この501は、フラッシャーはありませんが、デッドストックもの。
サイズ表記の細長シールが懐かしい。
右足ふくらはぎ付近に擦れ跡があって、お値段が少しフレンドリーになっていました。
532ノックスビル工場は、リーバイス社の中でも名門中の名門工場です。
日本でいえば、555バレンシアストリート工場があったサンフランシスコ(カリフォルニア州)が大阪本店、532チェリーストリート工場があったノックスビル(テネシー州)は東京本社といったところでしょうか。
1960年代後半から1970年代のリーバイス501はどこで作られたのか?アルファベット刻印・一桁数字刻印について
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ノックスビル工場は、1950年代の隠しリベット裏「18」、1960年代のトップボタン裏「K」、1970年代「8」から、80年代は「532」工場として、多くの東部のおしゃれさん向けに様々な製品を作り、1998年に閉鎖。
ちなみに「STA-PREST®」は、1964年ノックスビルの工場で誕生しました。
ノックスビル工場製の501には、米国東部の嫌味ったらしいエリート向けのシャレオツな香りが漂う気がします。(気のせいです。)
ワタクシ、田舎育ちのせいか、妙にノックスビル製501に惹かれます。
☞ Levi’s501-made in U.S.A.- 80~90s COLLECTION
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