写真でみるリーバイス501レギュラー(52)自家製”ボルトウオッシュ”501SW/1998年553工場製
洗濯により自らの情報を消失した紙パッチ。
安心してください、内タグがその出自を証明してくれています。
消失の経緯はこちらに掲載しております。
1998年1月 553サンベニート工場製の「501‐6215」。
「501‐6215」こちらに記載のとおり、いわゆるストーンウオッシュ加工された「501」と思われます。
JP企画の1998年製ですが、まだ品番に下4ケタの「6215」が表記されています。
この後、JP企画の「501」は下4ケタが表記されなくなります。(これが、当初の生地番号や色番号がわからなくなり地味に困る…。)
こちらの「501」と同じストーンウオッシュながら、個体差や着用環境によってそれぞれ表情が異なるところが愛おしい。
前回紹介したのが、2021年3月14日ですから、ほぼ4年が経過しました。(黒いヤツは家に来てから14年経過…)
当時の写真と比較すると、ずいぶんと色落ち進んだことが分かります。(黒いヤツの当時はこちら)
この「501」は、現在穿いている「501」の中で一番レングスが長い個体で、裾の”みだれ”が目立ちます。
前回とは別の意味で、「洗濯」にいろいろと問題があった時期(2020年頃から2023年頃)を耐えた勇者の「501」です。
まあ、そういう意味では、現在着用中の「501」は全て勇者ですが。
日立の乾燥機付洗濯機ビッグドラムを愛用しているのですが、洗濯槽の内側に付いているプラスチック製のハネ(リフター)が割れてしまいましてね。
一つ、二つと壊れ、終に3本全部割れてしまい、全てのボルト(6本だったかな)が洗濯槽にむき出しで生えている状態に。
洗濯物にとっては、地獄のような洗濯槽となり、洗濯ネットに入れても1回の洗濯でネットが穴だらけ…。
ボルトのアタマに耐水テープを巻いて対策したりして1年間!ぐらい我慢しましたが、さすがに買い換えました。
(懲りずにまた日立のビッグドラム。)
ジーンズ以外の洗濯物については、それなりに慎重にプロテクトして洗濯していましたが、ジーンズに関しては、粗野にそのままぶち込むことも多くありました。
そのせいか、現在着用中の「501」の脇割のロック糸が解けてしまっているもの多数…。
耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んだ「501」たちに幸あらんことを。
☞ Levi’s501-made in U.S.A.- 80~90s COLLECTION
※このサイトでは、1980年頃から2003年米国自社工場閉鎖までの米国製Levi’s501を、下記の3つのモデルに大きく分類しています。
「80」(ハチマル)80年頃~87年頃 紙パッチのCare~文字が黒スタンプ(このサイトでは「赤耳」もこの区分です。)
「87」(ハチナナ)88年頃~93年頃 紙パッチの501の文字が赤字且つロゴタグ(87赤文字と記述することが多い。)
「93」(キューサン)94年頃~03年 紙パッチの501の文字が黒太字且つ刺繍タグ(93米国最終と記述することが多い。)