写真でみるリーバイス501レギュラー(36)「87‐501」1989年米国製赤文字501
【87(ハチナナ)赤文字モデル】
※このサイトでは、1980年頃から2003年米国自社工場閉鎖までの米国製Levi’s501を、下記の3つのモデルに大きく分類しています。
「80」(ハチマル)80年頃~87年頃 紙パッチのCare~文字が黒スタンプ(このサイトでは「赤耳」もこの区分です。)
「87」(ハチナナ)88年頃~93年頃 紙パッチの501の文字が赤字且つロゴタグ(87赤文字と記述することが多い。)
「93」(キューサン)94年頃~03年 紙パッチの501の文字が黒太字且つ刺繍タグ(93米国最終と記述することが多い。)
80年代-90年代リーバイス501レギュラー逸品館(Levi’s501-made in U.S.A.- 80~90s COLLECTION)
通称「87赤文字」(87 Red Letter)501です。
過去を振り返ってみますと「87赤文字」は既に5本紹介しております。
〇写真でみるリーバイス501レギュラー(21)1988年米国製赤文字501
〇写真でみるリーバイス501レギュラー(12)1990年米国製赤文字501
〇写真でみるリーバイス501レギュラー(23)1991年米国製赤文字501
〇写真でみるリーバイス501レギュラー(14)1992年米国製赤文字501
〇写真でみるリーバイス501レギュラー(26)1992年米国製赤文字501
ところで、ワタクシは今、八ヶ岳の麓でこの記事を書いております。
「月1八ヶ岳」で、昨晩、一旦帰宅してから黒柴とともにこの地にやってまいりました。
今日は、下界は36℃とか灼熱のことですが、この地も非常に暑かったですね。
27℃なんですが、この地としてはかなりの暑さです。
20時現在は20℃で、オジサンには寒いくらいです。
それでは、お写真を見ていきましょう。
本日午前中の敷地の草刈りで疲労困憊のため、写真がやっつけ仕事であることを陳謝しておきます。
今回の赤文字501は、1989年製のものですが、雰囲気が今ままでの赤文字501とは違う気がします。
いわゆる「80(ハチマル)」時代の生地っぽい感じです。
555バレンシアストリート工場とともに、「80(ハチマル)」時代の501を多く生産していた524エルパソ工場製だからでしょうか。
古い生地がまだ余っていたとか?
色も、赤文字特有の鮮やかなブルーというよりは、紺に近い色ですね。
バックポケットは、赤文字らしく高い位置に張り付けられています。
両脇のベルトループがヒップ側に付けられており、つられて紙パッチも内側に寄っています。
ワタクシ、この感じ、好き。
トップボタン、フライボタンともに通常バージョンで、この時代の501にお馴染みのナイロンフットボタンではございません。
トップボタン裏の番号は、524エルパソ工場(El Paso Cypress Plant(TX) エルパソ(テキサス州))
なぜかワタクシ、下記の記事のとおり、エルパソ工場(16→E→6→524)に翻弄されております。
ヴィンテージリーバイス「16刻印」の謎の真相に迫る!16番工場は二つ存在した!
「70505」リーバイスジャケット(Gジャン)のボタン裏刻印について(2/2)
このエルパソ工場に関連する記事は、そのうち書きたいなあと思っています。
紙パッチは、シュっとしたフォントの赤文字501が美しい、いわゆる赤文字初期パッチ。
赤バットウィングのロゴタグに、W30-L34。
93米国最終501と比べると、腰回りが少しタイトですかね。
レングスは、裾上げしているようです。
タグの裏側には、524 029(524エルパソ工場1989年2月製)
LOT番号は「501」のみで下4桁がありません。
相変わらずリーバイスは、不思議なことばかり。
ところで、赤文字501のことを当ブログでは、「87(ハチナナ)」と呼んでいます。
巷でもこの「87(ハチナナ)」という文字を目にするようになってきました。
80年代から90年代の501を、雑に一括りにしていた人達が、ようやく気付き始めたのでしょうか。
だったら、1994~2001頃までの米国最終501も「93(キューサン)」と呼んでくれないっすかね?
いい加減、「XX(ダブルエックス)」「Big-E(ビッグイー)」「66(ロクロク)」「赤耳」「USA製」なんていう、どうしようもない呼称を変える時期だと思うんですが…。(炎上が怖いけど、そのうち別記事にします。)
↓(追記)記事にしました。
写真でみるリーバイスORG-1976‐501(66後期)改-ダブルエックス・ビッグE・66・赤耳なんて呼ぶのはやめませんか?
おわり
☞ Levi’s501-made in U.S.A.- 80~90s COLLECTION