写真でみるリーバイス501レギュラー(64)/レアなアレとフェイクなアレを見比べよう/1994年520工場製米国最終501-0115
W30-L30(30-30・サーティサーティ)の米国最終「501」です。
初夏にはこのぐらい短めの長さの「501」も良さそうです。
年齢とともに身長(脚長)が縮み続けている疑惑があるのは内緒です。
紙パッチは「93米国最終501」の「左Ⓡ・右SF145」。
ボタン裏・内タグの「520」は、テキサス州・エルパソ・エアウェイ工場(El Paso Airway・TX)。
LOTは「501-0115」のプレシュランク「501」(リーバイスジャパンでは、501WAと表記)。
「0194」の1994年1月製。
1994年ということは、もしかして”レアなアレ”でしょうか?
そう、この内タグが”レアなアレ”という初期刺繍タグであることは、過去2回紹介しております。
(”レア”といっても市場価格に影響があるほど”レア”ではないし、マウントも取れません。)
☞写真でみるリーバイス501レギュラー(62)/レアなアレ/1994年653工場製米国最終501初期刺繍タグ
☞写真でみるリーバイス501レギュラー(25)1994年653工場製93初期モデル-94年限定の内タグ?-
「93米国最終501」の初期刺繍タグの特徴は下記3点。
①洗濯アイコンのアウトラインが細線であること
②赤いリーバイスロゴの下にある「Ⓡ」が中央寄りに配置されていること
③裏の銀ストライプが左側にあること
以前に、この内タグは「FAKEモノ(偽物)と見分けが難しいので、自信がないなら購入するのはやめておきましょう。」と書きましたが、並べて見比べてみましょう。
この内タグタイプのニセモノが一番クオリティが高いので要注意です。
それ以外のニセモノが一瞬で見分けられないのなら…まあ…その…なんていうか…ハイ…いや…何ていうか…そういうことです。

こうして並べて見ると違いが良くわかりますが、ニセモノだけ見ても判断が難しい場合もありそうですね。
【表面】ニセモノの特徴
・ロゴの赤色の色味の違い(ネットだと分かりづらい)
・ロゴの「e」「V」「’」(もちろん、全部違うけど、特にこの3文字)
・文字の行間が若干広くて全体的にあっさりと貧弱にみえる
【裏面】ニセモノの特徴
・左側の銀ストライプがない。
・表面と同様に全ての文字が刺繍でW・Lとロット番号が同一線上に揃っている。(本物はプリントで揃っていない)
・「8733C 10 913 85258-4」この数字列のある501は全てニセモノ。(サイズ、LOT、工場番号、製造年月はバリエーションあり)
ミナサンも、暗記しませふ。
「8733C 10 913 85258-4」は、ニセモノ!
*詳しい年代判別方法は☞80年代~90年代米国製リーバイス501レギュラーの年代判別方法
*80年代-90年代リーバイス501レギュラー逸品館(Levi’s501-made in U.S.A.- 80~90s COLLECTION)