写真でみるリーバイス501レギュラー(19)2000年「501-0169」米国製USライン・デッドストック(511工場)
【93(キューサン)米国最終モデル】
※このサイトでは、1980年頃から2003年米国自社工場閉鎖までの米国製Levi’s501を、下記の3つのモデルに大きく分類しています。
「80」(ハチマル)80年頃~87年頃 紙パッチのCare~文字が黒スタンプ(このサイトでは「赤耳」もこの区分です。)
「87」(ハチナナ)88年頃~93年頃 紙パッチの501の文字が赤字且つロゴタグ(87赤文字と記述することが多い。)
「93」(キューサン)94年頃~03年 紙パッチの501の文字が黒太字且つ刺繍タグ(93米国最終と記述することが多い。)
80年代-90年代リーバイス501レギュラー逸品館(Levi’s501-made in U.S.A.- 80~90s COLLECTION)
2000年3月米国製のpreshrunkのリーバイス501-0169のデッドストックです。
バックポケットには、1993年版のフラッシャーのみが残っています。
フラッシャーは本体から外れていますが、ジーンズの状態を見る限り未使用品なのは間違いないようです。
いまや、501xxのリジッドデニムでなくても、この年代のもののデッドストックは貴重ですね。
米国製最終モデルといわれる「501」の米国流通モデルです。
シルエットや細部はいつもどおり。
ボタン裏の刻印は「511M」
511工場は、テキサス州のエルパソ工場(El Paso Kastrin Plant(TX) )
数字の後ろにつく「M」はどういう意味なんでしょうかね?
「524M」なんかも見たことありますが…(追記:Manufacturing Plant)
内タグにはLOT番号「501-0169」
工場番号511(こちらには「M」の記載はなし。)
製造年月「0300」=2000年3月
ロット番号の下2桁は色番号と言われてるんですが、どうなんでしょう。
裏地は、かなりオレンジ色がかっています。
この501-0169は、501のミント(WA=ワンウオッシュ)をさらにオレンジ色の染料で染めた「オレンジオーバーダイ」バージョン。
リーバイスジャパンのリーバイスブックというカタログの2000年版に記載ある「ダークボディ」カラーではないかと思われます。赤土の中で作業して色落ちしていくような風合いを再現したいという試みでしょう。
日本流通バージョンも確かあったはずなので、そのうちご紹介します。
ところで、先日うちの小僧が中学を卒業しました。
私服の高校に行く予定だったので、
”リーバイス501何本かあげようか”
と言ったところ、
”ジーンズはきらい、動きづらいから絶対穿かない”
と拒否されました。
ここで紹介していない501レギュラー他が、まだ20本以上あります。
もちろん自分では穿ききれないので、少しづつ売却しましょう。