リーバイス501が好き④2000年代以降リーバイスの内タグでの年代判別

2020-11-12

2000年代以降のリーバイスの年代判別

2003年に米国内自社工場をすべて閉鎖したリーバイスは、以後、USライン(リーバイス米国本社が企画販売する北南米向製品群)、EUライン(リーバイスヨーロッパが企画販売する欧州向製品群)、JPライン(リーバイスジャパンが企画販売するアジア向製品群)で、 各地域独自の501が企画製造販売されるようになりました。 その頃から501の内タグも徐々に変わっていき、「2000年頃以降の501の内タグには、製造年月の表示がない」とする意見をネット上で見ることがあります。 まじか? とお思いの貴兄に、こっそり情報を差し上げます。 2000年頃以降の501の内タグにも、いつ頃製造されたかの数字がちゃんと記載されています。 ※ここでは2013年頃以降のたくさんの内タグがついているもの。 百聞は一見にしかずといいますから、実際にモノをみてみましょう。 こちら、先日某フリマサイトで購入した、501の内タグです。 501’93←<最近販売されている復刻バージョンの501’93ではありません。オリジナル?の1993年から2003年まで販売されていた501’93のことです。>の古着を探しているうちに、とりあえず現代の501を買ってみようかとの思いが沸き上がり、W30とW31の2本セット4,000円以下だったので、思わずポチッとしてしまいました。 この501のディテールなんかは、また別の機会に書くことにして、内タグです。 まあ、なんてことでしょう、このタグの枚数! 立派なタグが都合4枚の大盤振る舞いです。 先に進みます。 左側のは無視 右側の「ベトナム製」と書いてあるタグをめくります。 各国の洗濯マークのオンパレード。 この長いタグもめくります。 めっちゃ小さいタグが出てきます。革パッチは牛革だそうです。出世しましたね。 このめっちゃ小さなタグもめくります。 最後に出てきたこの正方形に近いタグこそがお目当てのタグです。 赤枠で囲った部分。 CW CW.ニコル? 違います。 CalenderWeek。 日本では、ウィークカレンダーとか、ウィークナンバー、週番号と呼ばれるんでしょうか? 私のシケた生活圏内では全く使いませんが、要は1年を週毎に区切って番号を付けました的なことです。ちなみに1年間には52週あります。 で、この501には、「CW-1113」とあります。 「1113」の初めの2ケタ「11」が週番号、次の2ケタの数字「13」が西暦の下2ケタを表わします。 この501が製造されたのは、2013年の11週目デス! ということで、皆様もお持ちの501(に限らずリーバイス全般)の内タグをめくりまくってみてください。 (ちなみに「CW-1113」の下の「4459」が工場番号で、トップボタン裏の刻印の数字と一致するハズ。) JPラインかUSラインかの判別は ⇒ 現行リーバイスのジーンズの内タグの読み方ライトオンオンラインショップ
(Visited 37,542 times, 5 visits today)
コメントや投げ銭はこちらから☟ OFUSEで応援を送るにほんブログ村 ファッションブログ デニム・ジーンズへ  

Posted by shiba-ken